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2020年2月15日

 今週は某同級生研究員に誘われて珍しく入間にやってきた。
レポートを遡ると6年ぶりらしい。

ここの現船長とは男女群島に一緒に行ったこともあるのだが
あまりにも久しぶり過ぎて少々照れくさい(笑)

タバコの煙がもくもくと煙る和室で乗船名簿に記入するが
雑談をするメンバー含め白黒写真でもおかしくない眺め・・・怒られちゃうかw

船も相変わらずで、加賀根を廻るとエンジン全開♪
オイセ・シブト・サバ根周りにドサッと客を降ろすと、「桜井さん浅い所と深い所どっちが良い?」と聞いてきた。
船内の水温計を見ると17.5℃を超えている。
超常連様方が地方の磯にこぞって降りていたので浅い所が釣れてるんだろうなぁと思いつつ、深場をリクエストした。
浅い所で餌取り地獄だったらやること無いし、そもそも深い釣り場が好きなのだ。
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そして降りたのは赤島の裏。
潮位の関係で下には降りられず、崖の中腹にあるタナで2人竿を出すことになった。

平島に向けて払い出すサラシに仕掛けを入れ、邪魔な荷物を片付けていると糸が走った。
荷物を上にどかしてから合わせを入れるとまずまずの魚のようだ。
すでに足下に来ているが、素直に竿についてくる。
と、突然竿先が跳ね上がった。
スッポ抜けたと思い確認するとチモト切れ。
この水温だし、尾長でも居るのかな?

続けて同じ様に仕掛けを入れると、平島近くで喰ったのはイサキ。
足下に目をやると、チョウチョとスズメダイがわんさか居る。
そしてけっこう大きなイスが磯際からコマセに向かい反転している。

沖には餌取りが殆ど居ないので、足下にコマセを入れて餌取りを足止めし、仕掛けを沖に投げてコマセを被せる。
一番簡単で好きな釣り方だ。
コマセを被せるって気持ち良いでしょ?(笑)

すると、赤島からの払い出しと下り潮のヨレで浮きがシモった。
そっと仕掛けを張ると、浮きが潜りググンという魚の感触が指に伝わる。
クチブト釣りの一番気持ち良い瞬間である。

やたら元気だが素直に浮いてきたのは、良型のクチブト(*´ω`*)
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まだ朝の8時前ですよ。
なんぼほど釣れるんでしょうか♪

なんて思っていると全然喰わなくなるありがちなパターン。
潮が完全にやおれている。

水中浮きを使い、底潮を捉えて深場を狙ってみる。
が、喰ってくるのはイサキやベラだ。
もっと深いんですか?浅いんですか?場所が違うんですか?

やがて底潮が同行者の方へ向かい出すと、こちらは全く釣れなくなった。
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同行者ばかりが竿を曲げてもつまらないので、足下の魚を狙うことにする。
実は、イスに混ざってメジナも居るように見えたのだ。
そして、何かギラっと光る巨魚とブダイらしき影も。

コマセを数メートル先に入れ、浮きを固定にした仕掛けをヘチから入れる。
そしてパラっと追いコマセ。
するとノソ~と浮きが横に引っ張られる。
合わせるとヌオ~と重いだけw
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やっぱり君か。
狙った通り釣れたのと、見えたのがブダイで間違ってなかったのでけっこう嬉しい。
だって、それはメジナも釣れる可能性があるってことだから。

そして何かモンスターを掛けたが、浮いてきたらモンスターじゃないっていうねw
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いや50センチぐらいだけど、先手取られたしハエ根際の走り半端ねかったんすよ。
足下エグれてるし。

という訳で、終わってみればたいして釣って無い気もするけれど、なかなか楽しめたのは何故なんだろう(笑)

今日の釣果:メジナ3匹(30~39.5センチ)、イサキ5匹、ブダイ、イスズミ数匹、ベラ