ここは写真右方向がチャカ場で、その気になれば左の方へも歩いて行ける。 まだそちらで竿を出した事は無いが、サラシの出やすい地形なので上りが強ければ面白いと思う。 ただ、ハエ根がダラダラと沖に出ているので、潮が無いとつまらないような。 前回はウネリも無く潮位が低かったので沖側先端の一段低い場所から竿を出したが、 今日はウネリもあり波が洗っているのでチャカ場から竿を出すことにした。 数投で喰って来たのはイス。 船内の水温計は15.4度を指していたが、魚はとても元気ですぐにエサが残らなくなった。 ちょっと沖側のサラシをやってみると やっぱりチャカ場かと、陸側へ仕掛を入れてヘチを這わすと35センチ。 数日前の船長のブログに出ていた魚とは似ても似つかない。 パネマジかw なるほどぶっといのが出てるのは限られた場所なんだな~と悟り、 「そんな時こそ別の場所で釣る事に価値がある」と妙に燃えるのが私。 パターンは掴んだし、と同じ所に仕掛を入れると そしてコナガ、コッパ、コッパの合間に30オーバーを拾う様な釣りが続く。 前回アカハタが2匹も釣れた事を思い出して、当て潮が来れば際をタイトに狙うが根掛かりとか、何度もめげそうになる。 集中を切らさないために逆にTweetしたりして気を紛らわせたりしていると と同時にコッパを掛ける。 すると船長が「そのサイズばっかり?1時ぐらいから大きいの喰うからそれまで辛抱して」と励ましてくれた。 その瞬間タイトルが浮かんだ。 【予告】:次回、奇跡のおじチャンス 略して「きせおじ大作戦」だが、予兆も無いままに1時半を回った。 あと何投出来るか、片付け時間を逆算しながらの釣りになる。 おぼつかない潮に合わせ、一投毎に投入ポイントを変えていく。 それでも、朝からずっと続けて来た事が一つある。 それは「絶対にデカいのはココで喰う!」という場所を想定してコマセを入れ続けたこと。 毎回ポイントを変えても、そのポイントだけは作り続けていた。 そして、ラスト一投とそのポイントに投げた仕掛けのエサが残った! 来たーーーーーー!「奇跡のおじチャンス!!!」 もう仕掛けを作り直す時間は無いので、G8のジンタンを追加してタナを30センチ深くする。 そして、同じポイントに少し手前から仕掛を入れ込んで行く。 と、ユラユラとウキが沈み始める。 今日は早アワセでは抜けてしまうので、充分に深く入ってからそっと張ると魚信が伝わった。 ガツンとアワセを入れると、チャカバ左へ走る。 竿を左に倒して一気に巻き上げると、すんなり浮いてきた。 なんだ30ぐらいだなと思っていると、タナの下に入り右へ走る。 え?こんなエグレてるの?っていうぐらい、何なら竿先から水平に磯の下に入って行く感じである。 ちっこいくせに随分頑張るなぁと思いながらも棚に強く当たらない様に丁寧に引っ張り出すと、意外と重い。 あれ?デカいかもとゆっくり浮かすとやっぱデカい♪ 50センチのタモ枠を使ってるので40ぐらいの魚は小さく見えるのだが、これはまずまずだ(= ̄▽ ̄=) もうコレは「よん・よん・ろく事件」と名付けたい。 そのぐらい、苦労して苦労して諦めずに最後の一投で釣った充実感いっぱいの1尾である。 しばらく旨い酒が呑めそうである(*´ω`*) 今日の釣果:メジナ7匹ぐらい(30~44.6センチ)、イスズミ1匹、ベラ1匹、クサフグ1匹、コッパたくさん |
Tweet |